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アンカー 1

2017年 第61回 全日本ボディビルディング選手権大会

開 催 日     平成29年10月8日(日)

開催場所    長崎市「チトセピアホール」

​大会会長    高橋    威

大会実行委員長 鮫島 康夫

・メンズ ボディビル オーバー50

・メンズ ボディビル オーバー60

​・メンズ ボディビル オーバー70

・メンズ フィジーク

・ウィメンズ ボディシェイプ

・メンズ ボディビル オープン

挨   拶

全日本ナチュラルボディビルディング連盟 理事長

高 橋   威

 2017 年度第 61 回全日本ボディビルディング選手権大会が長崎市において開催されるにあ たり、ご挨拶申し上げます。1954 年から活動をはじめボディビルディング並びにウェイト・ トレーニングの普及発展を図り、日本国民の体位向上と健康作りに広く貢献していくことを目 的として活動を続けてまいりました我が全日本ナチュラルボディビルディング連盟も 63 年の 歳月を迎えました。

 近年、わが国においては、少子、高齢化、余暇時間の増大などの急速な社会変化に伴い、生 涯トレーニングの必要性が益々重要になってきているとともに、オリンピックをはじめとする 世界的な各種大会では、競技力向上などが大きな課題となっております。

 ボディビルディングやウェイト・トレーニングが競技スポーツにおける競技力向上や、また、 一般の方の基礎体力作りにおいて大きく寄与している現在、益々本連盟の意義と役割が大きくなってまいりました。 このような中で、全日ナボ連はボディビルディング並びにウェイト・トレーニングを通して社会に寄与できる心身 の調和が取れた選手の育成をはじめ、あらゆるスポーツの基礎体力を作り競技力向上に寄与するとともに、すべて の人々の躍動感あふれる健康づくりに貢献することを目指し活動を展開して参りたいと思います。

 最後になりましたが、本大会開催にあたり、ご尽力いただきました関係各位の皆様方、並びに各方面より寄せら れました多大なご厚情、ご支援に対し心より深く感謝を申し上げまして大会の挨拶とさせていただきます。

挨   拶

全日本ナチュラルボディビルディング連盟 副理事長

 昨年から名称も全日本ナチュラルボディビルディング連盟と変更し、ナチュラル 100%の反ドーピングの理念 の下、正しいボディビルディングの発展、普及を願い、我が連盟は元より日本のボディビル界の発展の為に役員一 同一致団結して頑張ってまいります。 本大会の開催にあたり、御後援、御協賛、御協力をいただきました関係者、スタッフの皆様に深く感謝し、心か ら厚く御礼申し上げます。

 2017 年度第 61 回全日本ボディビルディング選手権大会をここ長崎の地で開催出来る事は 関係者にとりましてこの上ない喜びであります。 本日出場される選手の皆様は競技スポーツとしてのボディビルディングを目指し自己の限界 まで筋肉を鍛えあげ節制された食生活の中、今日ここに筋肉美を披露し会場の皆様に感動を与 えてくれる事と思います。

 バーベル、ダンベル、トレーニングマシンといった器具を使った筋力トレーニングは、ボディ ビルディングの他各スポーツ競技の選手が体力作りや競技力向上の為行なうものや、老若男女 目的に応じて健康作り、体力作り、精神力作りと生涯スポーツの振興に大きく寄与しております。

 私共の連盟は日本においてボディビルディングが知られ始めた昭和 29 年に、関西の地において発足し、それか ら 63 年の歳月をへて今日ここに第 61 回大会を開催致します。

鮫 島  康 夫

全日本ナチュラルボディビルディング連盟の歴史は、1954年(昭和29年)関西 ボディビル協会の発足に始まり、その後、全日本ボディビル協会、―I.F.B.B. JAPAN―日本ボディビルダーズ連盟―日本ボディビルディング連盟―そして全日本ナチュラルボディビルディング連盟と名称を改め、63年の歴史を誇ります。


今回、第61回 全日本ボディビルディング選手権大会を1昨年、昨年に引き続き今年も長崎市に於いて盛大に開催された。

大会総評 全日本ナチュラルボディビルディング連盟

     副理事長・審査委員会委員長
     鮫島 康夫

開会式
​プレジャッジ

​画像をクリックすると拡大できます。

大会結果

メンズ ボディビル オーバー50            

優勝   細矢  洋 (ほそや ひろし)    群馬県

2位     米倉 秀之 (よねくら ひでゆき)  福岡県

メンズ ボディビル オーバー60            

1位   内海  茂 (うつみ しげる)    大阪府

2位     小林 正典 (こばやし まさのり)  京都府

メンズ ボディビル オーバー70

優勝     長屋 正臣 (ながや まさおみ)   群馬県

2位     矢田部 立身(やたべ たつみ)    山口県

3位     岡田  宏 (おかだ ひろし)    奈良県

4位     島田 勝盛 (しまだ かつもり)   福岡県

5位     大林 成人 (おおばやし しげと)  長崎県

メンズ フィジーク    

優勝     田中 ルーク(たなか るーく)      宮崎県

2位     木村  淳 (きむら じゅん)    福岡県

3位   関  一志 (せき かずし)       広島県

4位     三田井 研二(みたい けんじ)    宮崎県

  

ウイメンズ ボディシェイプ

優勝  藤本 典子  (ふじもと のりこ)   福岡県

 

メンズ ボディビル オープン     

優勝  清尾  亨 (せいお とおる)   福岡県

2位      小野 幸重 (おの ゆきしげ)   大分県

3位      山田 義徳 (やまだ よしなり)  宮崎県

4位  山口  尊 (やまぐち たける)  長崎県

5位  甲斐 三博 (かい みつひろ)   宮崎県

6位  崎浜 良雄 (さきはま よしお)  山口県

7位  相星 徹弥 (あいぼし てつや)  宮崎県

8位  吉椿 秀生 (よしつばき ひでお) 福岡県

9位  川名 勝克 (かわな まさかつ)  宮崎県

10位 山崎 巽多郎(やまさき そうたろう)福岡県

 

 

ベストポ-ザ-賞   

メンズ ボディビル オープン

    山田 義徳 (やまだ よしなり)  宮崎県

 

ウイメンズ ボディシェイプ

    藤本 典子  (ふじもと のりこ)   福岡県

表彰式

​メンズ ボディビル オーバー50

バルクの細矢選手か、ディフニション、カットの米倉選手か。

​優勝

細矢 洋

(56歳・群馬)

本連盟へ初参加の選手。上腕部の太さ、広背筋の厚みと広がり、大腿部の太さとバルクは十分過ぎる位であったが、カット不足で腹直筋が見えなかった。調整良く絞り込んだらオープンの部でも十分競えると思う。次回はオープンでの出場を期待する。

​2位

米倉 秀之

(58歳・福岡)

ディフニション、セパレーション、カット共に良く腹直筋も6パックに割れていた。欲を言えば広背筋の厚みと広がりが欲しかった。細矢選手との比較でバルクか、ディフニション、セパレート、カットで悩んだが圧倒的なバルクに軍配は上がった。

​メンズ ボディビル オーバー60

内海選手、余裕の優勝。

​優勝

内海 茂

(67歳・大阪)

3年ぶりの出場。得意ポーズのサイドトライセプスでの上腕三頭筋の長頭、外側頭の盛り上がりは圧巻で、三角筋と上腕部のセパレーション、バックポーズでのカットは素晴らしかったが、広背筋の広がりがもう少しほしかった。大腿部は縫工筋、内側広筋、外側広筋とカットが出ておりマスキュラーポーズも迫力があった。

2位

小林 正典

(60歳・京都)

バランスの良い選手で広背筋の広がり、上腕部のバルクは良かった。絞り込んで全身のカット及び大腿部のカットがほしかった。

​メンズ ボディビル オーバー70

バルクの長屋選手、バランス良くまとまっている矢田部選手との争い。

​優勝

長屋 正臣

(73歳・群馬)

本連盟へ初参加の選手。このクラスではバルクは十分で、上腕部も太く、広背筋の広がりも良かった。大腿部もバルクがあり内側広筋、外側広筋とカットが出ており、マスキュラーポーズも迫力があった。欲を言えば腹直筋のカットが出たら最高だ。

2位

矢田部 立身

(73歳・山口)

昨年のこのクラスでのチャンピオン。バランスがとれて広背筋の広がりも良かったが、もう少しのカットがほしかった。

​3位

岡田 宏

(73歳・奈良)

全体的に身体が細く、大胸筋、大腿直筋にカットは見られていたが、特に三角筋などあと1回りのバルクがほしい。

4位

島田 勝盛

(75歳・福岡)

全体的にバランスも良く、肌も黒くして、大腿部のカットが良かった。来年もチャレンジしてほしい。

​5位

大林 成人

(80歳・長崎)

今大会出場選手中最高年齢の80歳。毎年チャレンジし、ボディビルに対する熱意は素晴らしい。今回もユニークなポーズで会場を沸かせていた。来年も元気な姿でチャレンジしてほしい。

​メンズ フィジーク

田中選手、貫録の優勝。

​優勝

田中 ルーク

(46歳・宮崎)

バランスが良く、肌も黒くして腹直筋も6パックに割れ込んで前鋸筋も完璧にカットが出ていた。又バックスタンスでの広背筋の広がりも良かった。

3位

関 一志

(63歳・広島)

久しぶりの全日本大会出場、今回はボディビルからフィジークへ転向し出場。バランスの良い選手で特にバックスタンスでの広背筋の広がりと下部の厚みは他の選手より優れていた。腹筋、前鋸筋と良かったが、2位、木村選手に負けたのは腹直筋のカットの差か?又ユニークなフリーポーズで会場を沸かせていた。

​2位

木村 淳

(46歳・福岡)

昨年よりはるかに良く仕上がって腹直筋も6パックに深く割れ込み前鋸筋に至るまで完璧だった。バックスタンスでも三角筋の後部、広背筋の上部広がり共に良かった。

4位

三田井 研二

(45歳・宮崎)

昨年よりもだいぶ成長し良くなった。一番、目に付く三角筋をバルクアップし、腹直筋は完璧に6パックに割れる位、重点的にトレーニングし頑張ってほしい。来年の飛躍を期待する。

ウィメンズ ボディシェイプ

今回1人の出場。

優勝

藤本 典子

(54歳・福岡)

得意なサイドポーズも決まっており、腹直筋も薄らと6パックが見えていたが、全体的に調整が甘く感じられた。1昨年の全日本大会の時位絞り込んで大腿部のカットと腹直筋が完璧に6パックに割れる位調整して来年再びチャンピオンを目指して頑張ってほしい。期待する。

​メンズ ボディビル オープン

清尾選手の下半身か、小野選手の上半身か、僅差の争い。

優勝

清尾 亨

(50歳・福岡)

一番の特長である大腿部は大腿直筋、内側広筋、外側広筋と今年も健在で、他を圧倒していた。バックポーズでは、カット及び広背筋の広がりと、三角筋後部も優れていた。ポージングも上手で今年度もチャンピオンの栄冠に輝き、3連覇を達成した。

2位

小野 幸重

(46歳・大分)

上半身は圧倒的なバルク、ディフニション、カット共に№1であった。特に三角筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋はセパレーションも良く、バックポーズでのダブルバイセプスなど迫力があった。下半身も昨年よりも改善されており内側広筋、外側広筋、下腿部のカーフとカットが出ていたが、優勝した清尾選手に勝つには下半身のもう1回りのバルクアップが望まれる。今年は優勝を期待していたが、来年こそはチャンピオンに輝いてほしい。

3位

山田 義徳

(57歳・宮崎)

バランスが良く、肌も黒くし、大胸筋、腹直筋、前鋸筋共に良かった。三角筋と上腕部とのセパレーションも以前よりも改善されて良くなっていた。大腿部はカットもあり、見せる角度の工夫もしていた。

4位

山口 尊

(29歳・長崎)

今大会一番の急成長で飛躍した選手だ。バランスが良く、三角筋、大腿部の内側広筋、外側広筋とバルク、カット共に優れており、バックポーズではカットもあり、広背筋の広がりも良く、上位3選手に引けをとらなかった。腹直筋も6パックに割れていたが、欲を言えば腹直筋自体をバルクアップし深く刻み込まれた6パックが望まれる。年齢も29歳と若いので今後が楽しみな選手、来年はチャンピオンを争ってほしい。

5位

甲斐 三博

(52歳・宮崎)

上半身のカットは十分で、特に三角筋、上腕二頭筋は長頭、短頭とセパレーションが良く、サイドチェストでの大胸筋のバルクもあり内側の細かいカットも出ていた。腹直筋も6パックに割れ優れており、他の選手よりも目立っていた。今後、バックポーズでの広背筋の広がりと大腿部全体及び内側広筋、外側広筋のバルクアップが望まれる。

​6位

崎浜 良雄

(65歳・山口)

全日本大会の出場回数は最多で、常にメンズ ボディビル オープンに出場し上位入賞を果たしている現役最古参の選手。今年も健在ぶりを発揮してくれた。肌も黒くし、腹直筋は深く割れ込み大腿部のカットも健在であった。今後もオープンの部での連続出場の頑張りを期待する。

7位

相星 徹弥

(45歳・宮崎)

昨年は大躍進した選手で今年も期待していたが、調整が悪かったのか全体的に細く見えた。但し腹直筋は6パックに深く割れ込んでいて前鋸筋に至るまでカット、セパレーションが良く甲斐選手と共に群を抜いていた。三角筋と上腕部とのセパレーションも良く、大胸筋のカットも出ていた。今後もう1回りのバルクアップで現在のカットが出たら上位入賞へ返り咲きも期待出来る。

8位

吉椿 秀生

(42歳・福岡)

全日本大会初出場の選手。プロポーション、バランスと良く、よく絞り込んでいた。今後1回りのバルクアップ、特に三角筋を大きくし細かいカットが出たら今後楽しみな選手だ。

​9位

川名 勝克

(51歳・宮崎)

バルクは十分なプロポーションの良い選手だが、今回は全体的に絞りが甘かった。特に大腿部は大腿直筋、内側広筋、外側広筋とカットが出なかった。調整を考えて細かいカットを身に付けて次回頑張ってほしい。

10位

山﨑 巽太郎

(47歳・福岡)

バルクは十分で広背筋の広がりも良く上腕部などバルクは他の選手に引けをとらなかったが、調整が甘かったのかアブドミナルポーズではカットが出なかった。次回は肌も黒くして思い切り絞り込んで出場してほしい。

ベストポーザー賞

メンズ ボディビル      山田 義徳

ウイメンズ ボディシェイプ  藤本 典子

★ 今大会は出場選手が少なく、今後、全日ナボ連の理念を理解、賛同してもらい、

  多数の選手が出場するよう組織拡大に連盟役員一同頑張っていきます。

★ 全日ナボ連は、反ドーピングの理念の下、薬物など一切の使用を認めません。

 

 

ナチュラル100%の選手達の集まりです。
本大会においても審査員の投票により3名の選手にドーピングテスト(尿検査)を実施しました。
検査結果は全員陰性でした。

過去(使用したことがない)

現在(使用していない)

未来(これからも使用しない)

ドーピングテスト(尿検査)手続き

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